2023/07/03 13:50

2023年8月4日(金)〜8月20日(日)
くらしのギャラリー本店にて開催

山陰には民藝運動の影響を色濃く受けた民窯が数多くあります。
今展ではその窯の中より島根県にある出西窯・袖師窯・湯町窯の器が一堂に会する機会となります。健康で暮らしの道具となり働く器、それぞれの窯の特徴をいかした器がたくさん並びます。ぜひ、この機会にご覧くださいませ。

<出西窯> 昭和22年(1947年)創業
2名の賛助者の協力をもって5人の青年が協働し陶窯を築きました。
程なく民藝運動に参加し河井寛次郎、濵田庄司、バーナード・リーチの指導を受けました。現在も民藝の志を持ち共同体として研修生も含め15名の陶工が、地元の土を使い様々な釉薬を使い分け、のぼり窯や灯油窯で焼成し、暮らしの道具としての器を生み出しています。近年「出西くらしの village」の名のもと 「出西窯」と、ベーカリーカフェ「ル コション ドール出西」、神戸生まれのセレクトショップ「Bshop」が、暮らしにまつわる様々なアイデアを発信するための新しい場所としてスタートしています。

<袖師窯>  明治10年(1877年)開窯。
 3代目敏郎氏が民藝運動に参じ河井寛次郎、濵田庄司、バーナード・リーチの指導を受け今日まで民窯として知られてきました。出雲に伝承された陶法を基礎に、各地の陶法や様々な釉薬と技法を使いますが、地元の陶土・原料を用いて強くて使いやすい器を作り続けておられます。現在は5代目尾野友彦さんが中心となり作陶に励みます。

<湯町窯> 大正11年(1922年)開窯
昭和6年に柳宗悦先生の民藝理論に感銘を受けた2代目の福間貴士氏が民藝運動に参加。布志名焼の流れを汲む伝統的な仕事と、民藝の各師、河井寛次郎、濵田庄司、バーナード・リーチの指導を受け学んだ陶技を大事に受け継ぎ、地元産出の粘土・釉薬を使いながら黄釉・海鼠釉やスリップウェアなど湯町窯ならではの暮らしの中にとけこむ手仕事の美しさを伝えています。またバーナード・リーチの指導により作られたエッグベーカーは70年にわたり多くの方に愛され続けています。現 在は3代目福間琇士さん、4代目庸介さんが作陶に励みます。

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『山陰のやきもの展』
2023年8月4日 (金)〜8月20日(日)
8月8日(火)、8月15日(火)は定休日。 最終日は18時閉場。

くらしのギャラリー本店 
〒700-0977岡山市北区問屋町11-104
tel:086-250-0947